高齢者施設より新型コロナウイルス対応のお礼

新型コロナウイルスの感染拡大「第6波」では、多くの利用者が高齢者施設内での療養を余儀なくされて
おります。

政府は当初、感染した高齢者は原則入院させる方針を掲げていました。基礎疾患を抱える高齢者は重症化
リスクが高いためです。
しかし、感染拡大で病床が逼迫する事例が相次ぎ、昨年1月の通知で、感染対策や「必要時の診療」
いった「前提条件」を満たせば施設内で療養ができるようになりました。
さらに今年に入り、新型コロナの変異株「オミクロン株」が急速に拡大。医療崩壊を避けるため、国は
2月8日の通知で、今まで以上に施設内療養を活用する方向にかじを切りました。

そのような状況下で当院が協力医療機関として連携する特別養護老人ホームでも施設内で感染が発生しました。
感染された利用者は、施設内療養を余儀なくされたため、必要に応じて往診を行い治療にあたるとともに
当院の1病棟を閉鎖して感染した利用者の受入を行いました。施設の職員は、人員や物資が不足する困難な
状況下で協力し合い、収束することができました。

この度、当院の支援に対してお礼としてお手紙とともに貴重な品物を持参いただきました。
新型コロナウイルス感染症の見通しがつきませんが協力医療機関として当院が出来る医療を提供しながら
関連施設との連携を強化して感染を予防して参ります。

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