地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟 1階病棟(32床)


地域包括ケア病棟は、レスパイトケアやご自宅または施設で急に具合が悪くなった方、急性期病院にて症状が改善したものの、すぐに在宅や施設へ退院することに不安がある患者さまなどに対し、在宅復帰に向けて医療管理・診療・看護・リハビリテーションを行うことを目的とした病棟です。

病棟の特長


・急性期での治療の引継ぎ
急性期治療が終了し、病状が改善・安定した後も在宅や施設へ移行するには不安がある患者さまに対し、在宅復帰・施設等への入所に向けて、きめ細やかな医療および退院支援ができる体制を整えております。

・在宅患者さまの状態悪化時の受け入れ
在宅療養や施設入所中の患者さまの状態が悪化した場合に、主治医からのご連絡で迅速に入院受入を行います(※当院は在宅療養後方支援病院です)。

・積極的なリハビリテーション
回復期リハビリテーションでのノウハウを元に積極的に支援します。

・チーム医療による在宅支援
入院後、多職種による評価を行い各専門職の情報を共有することにより早期退院を目指します。.

対象患者さま


医療療養病棟や回復期リハビリテーション病棟では医療区分や病気の種類が問われますが、地域包括ケア病棟にはきめられた対象疾患はありません。

医療区分Ⅰの方や回復期の対象でない方でも入院ができますので、当院では可能な限り患者さまを受け入れるよう努めています。

入院期間


患者さまの状態によって入院期間は異なり、その患者さまに合った入院期間を主治医から説明いたします。

最も多いのは2~3週間程度の入院です。なお診療報酬上の決まりで地域包括ケア病棟の入院期間は60日が限度となっています。

主治医が病状の変化により集中的な治療が必要と判断したときには、連携医療機関の一部病院へ転院となる場合があります。

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