当院では、医師・看護師・医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため、下記のような取組を行っております。
負担軽減及び処遇改善の取組
医療従事者の負担軽減及び処遇の改善に関する取組事項
令和7年度 看護職員の負担軽減及び処遇改善計画 所沢ロイヤル病院
項目 | 具体的な取り組み | 目標達成年次 | |
業務量の調整 | 時間外労働の削減に向けた取り組み | ・病棟の状況により、他部署からのリリーフ体制の実施 | 前年度実施済み⇒継続 |
・看護師長対象に労務管理の研修開催 | 令和6年度 実施 | ||
・心理的安全性が高いと協力体制が構築しやすいことから、職員一人一人の対話を大切にすることを看護部の目標としている | 令和6年度 実施 | ||
・看護記録の削減に向け、看護部業務委員会と記録委員会によるシステムの見直しの実施 | 令和5年度より開始⇒継続 | ||
看護職員と他職種との業務分担 | リハビリ療法士 | ・ADL評価の実施 | 継続 |
・体位変換や座位保持、離床方法等をカンファレンスで提案 | 継続 | ||
・認知症患者への精神賦活(認知症ケアチーム) | 令和6年度 実施 | ||
臨床検査技師 | ・ポータブル心電図を病棟看護師に代わって実施している | 継続 | |
・状況に応じて、看護師に代わって採血実施 | 継続 | ||
薬剤師 | ・病棟へ担当薬剤師を配置し、持参薬の確認、薬剤指導を実施する | 令和6年度より実施 継続 | |
管理栄養士 |
・病棟カンファレンス、ICへの参加と、他職種で管理計画共有し、食事内容・形態を提案する。 ・食事変更への速やかな対応 |
令和6年度より実施 継続 | |
看護補助者の配置 | 主として事務的業務を行う看護補助者の配置 | ・病棟クラークを各病棟に配置し、電話対応、面会者対応、入退院準備、入院案内、カルテ整理等の業務を行っている。 | 令和3年より実施 継続 |
看護補助者への タスクシフト/シェアの推進 | ・看護部業務マニュアルを整備し、業務内容、看護師の指示・業務の報告、連絡等を明確にした。引き続き入職者へ必要な教育を行う。 | 令和5年より実施 継続 | |
・介護福祉士取得への支援 | 継続 | ||
多様な勤務形態の導入 | ・勤務開始時間をずらした勤務形態での採用を実施 | 継続 | |
・夜勤専従制度の導入 | 継続 | ||
妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮 | 院内保育室 | ・職員が産休、育児休暇終了後、速やかに職場復帰し、業務に従事できるよう体制整備している。過不足のないよう保育職員の採用を実施。夜間保育に関しては、カレンダーで日付を指定し実施している。 | 継続 |
夜勤の減免制度 | ・申請により夜勤免除の実施 | 継続 | |
半日/時間単位 休暇制度 | ・半日/時間単位の有休制度を実施し多様なニーズに対応 | 継続 | |
育児支援の制度 |
・子の看護等休暇は小学校 3 年生までの子どもが対象(学級閉鎖や入園・卒園式も休暇対象) ・小学校入学前の子どもを育てている場合、残業を免除 ・3 歳以上小学校入学前の子どもを育てている場合、柔軟な働き方を選択出来る |
令和7年度から実施 | |
育児休暇推奨 | ・男性職員の育児休暇を推奨する | 令和5年より実施 継続 | |
所定労働時間の 短縮 | ・育児時間制度(1日最大1.5時間短縮・6歳未満まで)を 活用し、多様なニーズに対応している。 | 令和4年から実施 継続 | |
介護休暇の推奨 |
・必要に応じて介護休暇が必要な状況を把握し、退職ではなく制度を活用することを推奨する。介護休業や介護 ・介護休業や介護両立支援制度等の申出が円滑に行われるようにするため、相談窓口を設置 |
令和5年から実施 継続 令和7年度から実施 | |
看護師の勤務環境改善 | 働き方かいかくの趣旨に基づく病院職員の業務について | ・急を要さない医師からの指示は休日及び夜間帯に出さない | 令和6年度から実施 |
ヘルシーワークプレイスの実現 |
・時間外勤務の削減 ・業務時間内での研修の開催 |
令和6年度から実施 | |
再雇用に関すること | 働き続けられる職場環境 | ・定年退職後の再雇用を希望する場合、定年退職の3か月前までに、書面(所定の様式)により申し出る。原則として満65歳の誕生日の属する月の末日まで再雇用する。 | 令和7年度から実施 |