倫理研修会を開催致しました

去る2/4(木) 午後5:30から、当院3階の会議室にて倫理研修会を開催致しました。
 
今回は防衛医科大学校緩和ケアチーム室 藤本肇医師を講師にお迎えし、「何を伝え、何を支えるべきか ―看取りに寄り添う緩和ケア―」と題したテーマで講義を行なって頂きました。
 
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当院からは実に約100人近い職員が参加し、非常に熱気溢れる講義となりました。
 
藤本先生は平成17年にはまだ馴染みの少なかった時代に先駆け、巷間に緩和ケアクリニックを設立。以来、約650人の方々の在宅医療に携わってこられた方で、今回は疼痛に対する投薬管理の手法や患者・家族への精神的なフォローなど、これまで先生が培われた膨大な臨床例をもとに、とても実際的な講義をして下さいました。
 
講義を終えての所感として、『患者・家族にとってのより良い医療』とは最高の医療技術の提供であることはもちろんですが、何よりもまず、『自分(家族)の想いを理解し、意志の疎通ができる医療者が担当してくれている』ことが何よりも心強く、不安の闇に飲まれそうな時に心の支えとなる希望の灯であるのだと強く感じました。
 

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そして、『誰かを支えたい、助けたい』という『優しさ』が全ての医療の原点であり、私たち医療に携わる者は常に相対する患者・家族の痛みを簡単に他人事にしてはならないのだと、あらためて我が身の引き締まる思いが致しました。